Excel VBAの強み
▼ Excel VBAとは?
- VBA(Visual Basic for Applications)とは、Microsoft社の製品に独自の機能拡張を施すためのマクロ言語として開発されたプログラミング言語です。
- マクロとは、ワープロソフトや表計算ソフトなどで、特定の操作手順をプログラムとして記述して自動化する機能のことです。よく使う処理をマクロとして保存しておけば、必要なときに誰でも簡単に実行できるようになります。
- Excel VBAとは、Microsoft社製の表計算ソフトであるExcelのマクロを作成するためのプログラミング言語です。
- Excelのマクロを利用することにより、セル編集・関数・グラフ・ピボットテーブルなど、ユーザーが行う一連のExcel操作をVBAで自動化し再利用することができます。また、高度なプログラミングによりExcel操作では実現できない機能拡張も可能です。
▼ Excel VBAの優位性
- Excelは、ビジネスシーンで普及しているパソコンソフトの一つであり、以下のような多くの優位性を持っています。
- Excelがあれば、VBAの開発環境と実行環境がともに標準で提供されます。
- Excelにはライセンス制限がありますが、作成したマクロには利用制限がありません。そのため、Excelがあれば何人でも利用することができます。
- Excelは、利用頻度の高いビジネスソフトの一つです。そのため、教育にかかる負担も少なくてすみます。
- Excel VBAは、非常に多くの情報が公開されているプログラム言語です。インターネット上には、初心者向けの情報も多く公開されています。
- Excelは元々PC単体で動作するソフトのため、オフラインでも実行可能です。インターネット環境やサーバー接続環境で使用するソフトとの使い分けを行うことにより、業務全体の効率化を更に図ることができます。
- マクロ記録を利用することにより、VBA初心者でも操作手順とプログラム記述との関連性を容易に把握することができます。
▼ Excel VBAは、こんな企業にお勧め
- Excel VBAは、以下のような問題を抱えている企業にお勧めのITソリューションです。
IT予算に応じて
- IT活用のための予算が十分に確保できない。
- IT予算はある程度確保できているが、費用対効果を踏まえて、より効果的で低価格なシステムを選択したい。
社内体制に応じて
- 専任のIT部門がなく、高度なシステム開発を社内で行えない。
- 外部委託を効果的に利用しながら、社内にITスキルを蓄積したい。
利用状況に応じて
- 日々の業務でExcelを多用しているので、Excelの操作には抵抗がない。
- 日々の業務は手作業が中心で、Excelはあるがあまり活用されていない。